＜神奈川県＞2024年度入試(2024年2月実施の入試)から公立高校入試が一部変更になります。
2024年度以降の神奈川県公立高校入試では共通選抜と定通分割選抜で実施されていた面接が廃止となり、面接は特色検査の一つとして位置付けられ、必要な高校でのみ行われます。また共通選抜の第２次選考では学力検査に加えて調査書の観点別評価のうち「主体的に学習に取り組む態度」の観点が活用されます。
2024年度神奈川県公立高校入試からの主な変更点
①これまで「共通の検査」だった面接は「特色検査」の一つとして必要な学校で実施
2024年度以降の神奈川県公立高校入試では共通選抜と定通分割選抜で実施されていた面接は、各学校が令和４年度から策定、実施するスクール・ポリシーのうちの「入学者受け入れに関する方針（アドミッション・ポリシー）」に基づき、選抜に必要な学校や学科で面接を実施することが望ましいことから、必要な学校が設ける特色検査の一つとして面接を行うこととなりました。次年度の選考基準及び特色検査の概要は例年６月頃に発表されます。
②第２次選考は、学力検査＋調査書の「主体的に学習に取り組む態度」の評価で選考
共通選抜の募集人員の90%までを選考する第１次選考は「調査書の評定」と「学力検査の得点」を各高等学校で定めた比率に基づいて算出し、選考されます。残りの人員を選考する第２次選考は「学力検査の得点」と調査書の各教科の第３学年の「主体的に学習に取り組む態度の評価」で選考されます。